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ベン・ジョンズ流:完全練習ルーティン(全5ステップ)

世界No.1プレイヤー、ベン・ジョンズ選手が実践している「基本の練習ルーティン」を解説します。

この動画の素晴らしい点は、特別な練習メニューではなく、「試合で起こる全ての状況」を効率よく網羅していることです。初中級者から上級者まで、そのまま真似できる構成になっています。

STEP 1:キッチンでの「実戦的」ディンク

  • やり方: キッチンラインでディンクをしながら、前後左右に動きます。
  • ルール: 「攻められるボール(Attackable ball)」が来たら、遠慮なく打ち込みます。逆に攻められたら守ります。
  • ポイント:
    • クロス(対角線)のラリーは安定感の練習には良いですが、攻撃・守備の練習をするなら「ストレート(正面)」で行うのがベンのおすすめです。正面の方が距離が短く、反応速度が求められるからです。
  • ( 00:02〜) 単に優しくラリーするだけではありません。「攻撃と守備」を混ぜた実戦形式です。

STEP 2:【最重要】苦手エリア「トランジション」の克服

  • やり方: キッチンから数歩下がった「ミッドコート(足元にボールが来やすい場所)」に立ちます。
  • 内容: パートナーに打ってもらい、足元のボールを丁寧にキッチンへ返す「リセット(Resets)」を練習します。
    • ボレーでのリセット
    • ハーフボレー(ショートバウンド)でのリセット
  • 意識: 左右、真ん中など、あらゆる角度から守備練習を行います。
  • (01:29〜) ベン選手が「自分が一番苦手なこと」として、あえて重点的に行う練習です。

STEP 3:第3打(ドロップ&ドライブ)の打ち分け

  • ダブルス用ショット: ネットの高い位置を通す、安定感重視のドロップやドライブ。
  • シングルス用ショット: リスクを取って低く速く通す、パッシングショット気味のドライブ。
  • 応用: パートナーに「アーニー(Erne)」の動きをしてもらい、プレッシャーがかかった状態でも冷静に打てるか確認します。
  • (02:46〜) ベースラインまで下がり、3球目の練習を行います。ここでは「ダブルス用」と「シングルス用」を明確に使い分けています。

STEP 4:第4打攻撃(ロールボレー)とカウンター

  • 攻撃(対ドロップ): パートナーが打ったドロップが少しでも浮いたら、身を乗り出して空中で叩く「ロールボレー(4球目攻撃)」を練習します。
  • 守備(対ドライブ): パートナーがドライブを打ってきたら、ブロックして返す「カウンター」を練習します。
    • これで「攻め」と「カウンター」の両方が確認できます。
  • (07:16〜) 今度は役割を交代します。ベン選手がネット前に立ち、パートナーがベースラインから打ちます。

STEP 5:高速ボレー対決(ハンドスピード)

  • やり方: お互いノンボレーラインに立ち、速いテンポでボレーボレーを行います。
  • 内容: 徐々にスピードを上げていきます。
    • フィギュアエイト(8の字): 決まったコース(クロス→ストレート→クロス…)で打ち合い、パターンを体に染み込ませます。
    • 相手のパンケーキ(変則ショット)やスコーピオンなど、不規則な球への対応もここで行います。
  • (08:44〜) 最後は反射神経と動体視力の仕上げです。

この練習のまとめ

ベン・ジョンズ選手は「キッチン(前)→ミッドコート(中)→ベースライン(後)→カウンター(前)→高速ボレー」という順序で、コート上の全てのポジションとショットを確認しています。

特に「Step 2:ミッドコートでの守備(リセット)」は中級者が上級者に上がるために必須のスキルですので、ぜひ練習に取り入れてみてください。

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